トップ>食育・農業体験

食育・農業体験

2015/12/01

安全で安心な食の追求(中尾直史)

s-asaiti 043.jpg 平城山で農薬や化学肥料を一切使わない自然栽培の野菜づくりを始めてまもなく3年になりますが、この活動は「安全で安心な食の追求」という基本の考え方の一環です。この間、さまざまな農作物を育て収穫することにより、自家栽培の食材が日々の食卓に多く並ぶようになってきました。しかし、すべての野菜が賄い切れているわけではなく、購入しているものもまだ多くあります。また、肉や魚、卵、牛乳をはじめさまざまな加工食品や果物等に関しては自給自足には程遠い状況です。そのため、これらの購入食材については、極力産地や添加物の使用状況を確認した上で購入することにしています。

 主食の米については昨年から近くのNPOの田んぼで減農薬栽培を始め今年も既に収穫を終えました。また、お茶や果物については無(減)農薬や有機栽培をされている生産者の方と連携して、メンバーの方を中心に斡旋しています。その中の一人が和歌山県の日高郡日高川町在住の玉置俊久氏です。

 玉置氏は元、松下電器(現、パナソニック)四国支店時代の同僚ですが、会社を早期退職後、地元の観光協会の会長や町長を歴任され、現在は自ら〝みかん百姓〟と称し、こだわりの減農薬みかんづくりを行なっておられます。

 近年は肥料や農業資材の高騰や猪・鹿・鳥等の被害といった逆風が吹き荒れていますが、これらと戦いながら安心安全を目指して肥料の有機化や減農薬へのチャレンジを行なっておられます。

 今年も採れたてのみかんを送っていただき、早速賞味しました。減農薬へのこだわりからか、見た目には今一歩のところもありますが、何とも言えない甘さが口の中に広がりました。これからも このような自然栽培の輪を広げていきたいと思っています。

   (中尾直史)

≪ 一覧へ戻る