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偉大な日本人

2018/01/27

戦後教育の弊害と指導者のあり方

 残念なことに、最近の日本は何か箍(たが)が緩んでいるように感じるのは私だけではないと思います。大企業のトップや政治家をはじめとする著名人達の目を覆いたくなるような言動、さまざまな偽装や法令違反等枚挙に遑がありません。我々が目にするのはマスコミで報じられている事象ですが、まさに氷山の一角と言えるのではないでしょうか。

 これらの共通点を一口で表すと〝人間力の欠如〟わかりやすく言えば人間としての根っこが育っていないということであり、この原因は人の育て方つまり教育にあると言えます。日本は高齢化が進んでいますが、今国民の大半が戦後の教育を受けてきており、リーダという立場にある人もほとんど戦後生まれの人達です。

 昔から「ある国を滅ぼそうと思ったら武器は要らない。教育を駄目にすれば良い」ということが言われています。

 京都大学の名誉教授であった会田雄次氏は次のように語っておられます。

〝戦後アメリカが日本という国に対して考えたのは、二度と日本がアメリカに刃向かうことのないようにする」ということであった。端的に言うとそれは日本人を骨抜きにすることであり、日本人としての精神的支柱を取り除くということであった。そのために最重点として行ったのが、戦後の教育に関して「してはならない」という三つのタブーを作るということであった。

 これらは ①日本人としての誇りを感じる「歴史教育」をしてはならない ②修身といわれる「道徳教育」をしてはならない ③人間を超える偉大な存在である神や仏を尊ぶという「宗教教育」をしてはならない というものであった。〟

 これまで、日本の偉人のコラムでは松下幸之助氏のエピソードやものの考え方を紹介してきていますが、これから指導者のあり方について同氏の思いを伝えていきたいと思っています。    

(中尾直史)

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