トップ>成功への道しるべ

経営マネジメント

2021/04/05 新着

「バク天宙返り」が全員出来る中学校

福岡県春日市立南中学の下野六太先生から体育の時間に指導を受けた生徒達は「バク転宙返り」が全員出来るようになります。(下野先生は現在参議院議員)

 

その秘密は段階的に達成していくことにあります。

「バク転宙返り」の動作が、6段階位に分解されていて、まず第一段階に挑戦します。低いハードルですから、早い遅いはあっても全員クリアできます。

 

次に第二段階に挑戦します。第一段階をクリア出来るようになった上での第二段階ですから、これも早い遅いの差はあっても全員クリアします。このような方法を繰返して最終段階に到達し全員出来るようになるのです。

 

少し頑張れば確実に達成できる段階に分割し、一段ずつクリアしていけば一見不可能と思えるような目標も容易に達成できます。しかも生徒達は皆、一段階、一段階クリアできるのが楽しくてたまらない様子です。

 

◆日本のロケットの生みの親と云われる、故糸川英夫博士は物事を段階的に実現する達人でした。

最初のロケットは、直径1.8cm高さ23cmで、おもちゃのようなロケットで、ペンシルロケットと言われました。

 

それから段階的に大きくなっていったのです。現在JAXAの宇宙ロケットは世界のトップレベルにあります。

 

その糸川博士が、貝谷バレー団の貝谷八百子さんと対談した時に脚が頭以上に上がれば、年一回の国立劇場での発表会には父兄役で出演出来ます。

 

どうですかと冗談半分にいわれたのを糸川博士はそれを真に受け、62歳でしたが挑戦しようということになったのです。

 

ただ、その時、脚は数10センチしか上がりません。そこで、毎日お風呂上りに台の上にその日の新聞を重ねて前日より高く上げていくことを繰り返しました。2年近くかけて頭より高く上げられるようになったのです。

 

60歳半ばで、国立劇場での出演を果たし写真付きで新聞や雑誌にも大きく取りあげられたことがありました。

 

 何故そんなことに挑戦したのか問われ「段階的にやれば凄いことが出来る」ことを知ってもらいたかったからと答えられています。

 

私は新しい分野の研究を始める時も、同じ手法で、やさしい中学生向きの教科書を繰り返し読むことから始めます。そうすることで楽しみながら学ぶことができ、成果も上がるからです。

 

最初から難しい専門書に取り組んだりすると、途中で投げ出すことになります。と云われます。目標の達成は段階的にやることで、その過程を楽しみながらでき、しかも偉大なことの達成が出来ます。

≪ 一覧へ戻る